CATIA V5 “CATIA – HYBRID DESIGN 2 Configuration (HD2)”を購入したいと考えてます。
PLC+ALC, YLC, QLCのどのライセンス体系をご希望ですか?
え? まずPLC, ALC, YLC, QLCとは何ですか?
“PLC+ALC“, “YLC“, “QLC” はライセンス体系の種類で、それぞれの購入契約形態が異なります。タイのお客様は “PLC+ALC“のタイプを選ばれることが多いようです。
ライセンス体系… 購入契約形態…?
それぞれをまとめると下記のようになります。
さらに下図でもう少し詳しく3つの体系の違いを見ていきます。
それぞれバーは料金を表し、バーの長さが長いほど料金は高額になります。
YLCやQLCは、サブスク形態(必要な時だけCATIAを使用する)となります。
上図のYLCを例にとると、このような1)~3)のようなシナリオが考えられます
1) 1年目、プロジェクトがありCATIAが必要なのでYLCで購入した
2) 2年目、プロジェクトがなくCATIAは不要なので購入しなかった (YLCを更新しなかった)
3) 3年目、再びプロジェクトがありCATIAが必要になったのでYLCで購入した
結果、このシナリオでは、必要な時にYLCでCATIAを購入使用するほうがPLC+ALCの場合より、3年間でみるとコストを抑えられることが分かります。
QLCやYLCはフレキシブルで使いやすそうですね。
どのプラン(ライセンス体系)を選ぶのがいいと思いますか?
予算やCATIAが必要な期間等を考慮しながら、プラン(ライセンス体系)を検討されてはいかがでしょうか。それぞれメリット、デメリットを含めながら、詳しく見ていきましょう。
~ 予算内で CATIA V5をより効率的に使用する方法 ~
- CATIAを3年以上等長期間の使用を予定している場合。
- “PLC + ALC”
- メリット: 2年目からはALCの支払いだけで済むため、長期的にはYLC、QLCよりもコストが下がります。
- デメリット: YLC/QLCと比較して、初年度の投資が大きくなります。また仮にCATIAを使用しない期間が長期間ある場合も、基本的にはALCの費用が継続的に発生します。
- “PLC + ALC”
- プロジェクトベース等でCATIAを特定期間(短期間)の使用を予定している場合。
- “YLC” や “QLC”
- メリット: 使用期間のみの支払いで済みます。また‘’PLC+ALC‘’に比べて初年度の投資が大幅に削減できます。
- デメリット: 長期間使用する場合は‘’PLC+ALC‘’よりもコストが高くなる場合があります。
- “YLC” や “QLC”
よくわかりました。
代表的な質問をご紹介します。
- 2年目は‘’PLC+ALC‘’からYLCまたはQLCに変更可能ですか?
- できません。‘’PLC+ALC‘’を終了して新たにYLC、QLCを購入していただく必要がございます。
- 現在CATIAをYLCの体系で使用していますが、プロジェクトが伸びてCATIAの継続使用が必要になった場合、YLC、QLCで更新することは可能ですか?
- はい可能です。YLCでもQLCでも、どちらでも更新可能です。
- 現在‘’PLC+ALC‘’でCATIAV5を使用しています。YLCで別のCATIAV5を追加で購入、使用することはできますか?
- はい!組み合わせてご利用いただけます。
- 予算の検討のために‘’PLC+ALC‘’、YLC、QLCの価格を教えてください。
- NSSまでお気軽にお問い合わせください。