エクセルを使ってFMEAを行っているのですが、上手に活用できていません。
エクセルでの管理では、どのような問題がありますか。
エクセルでのFMEAシートだと、列が沢山できて、分かりにくいんです。何がどこと繋がっているかごちゃごちゃして。。。
それに、担当者それぞれが手入力するので、入力漏れや記述表現が人によって滅茶苦茶なんです。
設計用のFMEAと製造用のFMEAのシートが別々で、情報が伝達や連携が上手くできていないことも大きな問題です。
それが原因で、この間も不良を出して大変だったんですよ。
なるほど。エクセルでのFMEAシートだと様々な問題があるようですね。
a. 構造・機能・故障の因果関係が分かりにくい。
b. 入力漏れがある。
c. 表現に一貫性がない。(作業者によって表現方法が異なる)
b. PFMEAとDFMEAが同期していない。
なにより、ExcelのFMEA業務はデータが膨大になることで複雑化し、業務効率が悪化しますよね。
そうなんですよ。何か良いFMEAツールはありませんか。
それでは、システマチックな故障分析を実現するFMEAツール「APIS IQ」のご紹介します。
APIS IQの特徴を詳しく教えてください。
APIS IQは以下のような特徴があります。
- 20年以上の実績があり、グローバルで1,500社以上に販売・導入されています
- 国際基準である機能安全規格ISO26262やIATF16949に対応します。
- システマティックな故障分析によって、設計·製造の品質向上に貢献できます。
なるほど。
例えば、APIS IQでは以下のようなことを実現できます。
① 構造・機能・故障のネット表現機能
② FMEAシートの出力機能
③ 統計機能
④ PFMEAツリーからプロセスフロー図・コントロールプランを生成
① 構造・機能・故障のネット表現機能
- ネット (ツリー): 構造・機能・故障の3種類
- 構造→機能→故障とブレイクダウンすることで、構造→機能→故障の因果関係が可視化
② FMEAシートの出力機能
- ネットで分析完了後、FMEAシートに出力 (故障ネットで明らかになった故障の因果関係がそのままFMEAシートの影響・故障モード・原因にマッピング)
- FMEAのシートの自動切換え (VDAフォーマットとAIAG/VDAフォーマット)
- ネットとFMEAシートは相互に同期
- AIAG: 全米自動車産業協会(Automotive Industry Action Group)
- VDA: ドイツ自動車工業会(Verband der Automobilindustrie)
③ 統計機能
グラフを選択することで、詳細情報を確認できたり、ネットやFMEAシートにジャンプできますので、対処すべきリスクの高い故障が何かを容易にチェックすることができます。
④ PFMEAツリーからプロセスフロー図・コントロールプランを生成
PFMEAとプロセスフロー図、コントロールプランはお互いに同期します。
製品特性の仕様が変更になれば、PFMEA・プロセスフロー図・コントロールプランすべての帳票において変更が反映されます。
なるほど。エクセルでは難しかったFMEA業務も、APIS IQを使うことにより、効率的に行えますね。
NSSでは、システマティックな故障分析を実現する品質管理(FMEA/故障モード影響解析)ツール「APIS IQ」を販売しております。
「APIS IQ」について、詳しくはコチラから。