こんにちは! 前回のブログからの続きです。
3DEXPERIENCE プラットフォームとFCS の役割について更に詳しく教えてください。
もちろんです!
前回のブログで学んだように、3DEXPERIENCE プラットフォームにより、より迅速な作成とコラボレーションが可能になり、より競争力のある製品開発を実現することができます。
組織やチームが地理的に分散している場合でも、3DEXPERIENCE プラットフォームのユーザーは 1 つのプラットフォーム上で相互にコラボレーションできます。
FCS を導入することで、ファイルアクセスのパフォーマンスは最適化され、相互コラボレーションをよりスムーズに導きます。開発元のDassault Systemes社も、各サイトに FCS を導入いただくことを推奨しています。
なるほど。前回のブログでも触れましたが、弊社は日本に本社があり、タイにも拠点があります。国境を越えた相互コラボレーションが必要です。
FCS についてもう少し詳しく説明しますね。
- FCS は“File Collaboration Server”の略です。
- FCS は、ファイル アクセスのパフォーマンスを最適化しながら、3DEXPERIENCEメインサーバーとデータを同期するために使用されます。
例えば…
3DEXPERIENCEメインサーバーを、日本本社に導入。
FCS を、タイの工場とタイオフィスに導入。
=>日本とタイの拠点は単一の 3DEXPERIENCE プラットフォーム上で効率的に作業できるようになります。
なるほど!
3DEXPERIENCE プラットフォームには、高スペックの 3DEXPERIENCEメインサーバーが必要と聞きました。
FCS も、 3DEXPERIENCEメインサーバーと同じくらい高いスペックのサーバー端末を必要としますか?
いいえ。FCS は、3DEXPERIENCEメインサーバーほど高いスペックを必要としません。
ご検討の際には、ご要望に応じ、適切なサーバー端末の仕様をご提案させていただきます。
ありがとうございます。
日本本社、タイ工場、タイオフィス間で、3DEXPERIENCE プラットフォームを使って効率的にコラボレーションすべく、FCS の検討を進めていきます。
FCS 検討の際には、以下項目を事前に調査、確認ください。
- これからタイ側の拠点で必要となる、データ領域のサイズ。
- これからタイ側の拠点で想定される、データ増加率。
- タイ側の拠点で想定される、ユーザ数。
- 日本側とタイ側の拠点の間のネットワーク状況 (例: VPN)
わかりました。
ありがとうございました。