3DEXPERIENCE CATIAの導入を検討をしています。
現在、弊社設計部には5人の設計者がいます。
なるほど。
では、何人の設計者の方が、同時に3DEXPERIENCE CATIAを使用する必要がありますか?
同時に?ええっと。。。
では、以下2つのケース例に、具体的に見ていきましょう。
[ケース1 |ライセンス] 設計部ではライセンスaとライセンスbを所有。
a. “PCS (Collaborative Business & Industry Innovator) – Named User タイプ“ × 5 ライセンス
b. “MES (Mechanical & Shape Designer) – Named User タイプ × 5 ライセンス
[ケース1 | CATIA同時使用ユーザ数]
- 設計部の設計者5人全員が、同時に3DEXPERIENCE CATIAを使用。
なるほど。
[ケース 2 | ライセンス] 設計部ではライセンスaとライセンスdを所有
a. “PCS (Collaborative Business & Industry Innovator) – Named User タイプ “ × 5 ライセンス
d. “MES (Mechanical & Shape Designer) – Shareable タイプ“ × 2 ライセンス
[ケース 2 | CATIA同時使用ユーザ数]
- 設計部の設計者5人の中から最大2人まで、同時に3DEXPERIENCE CATIAを使用。
* “MES (Mechanical & Shape Designer) – Shareable タイプ“ × 2ライセンスを5人の設計者で共有。
* 設計者5人の中、3DEXPERIENCE CATIAを同時に利用できるのは、最大任意の2人まで。
お~、なるほど。
Named UserタイプかShareable タイプか、またそれぞれ何個ずつ必要か等は、設計部でどれくらい(どのように)CATIA使っているかによって、検討していくことが大切なのですね。
そうですね。
費用対効果でライセンスの種類、数量をご検討なさってください。
Named User タイプとShareable タイプでは、価格に違いはありますか?
はい、違いがあります。
商品により異なりますが、通常Shareable タイプ価格はNamed User タイプの2倍程度となる場合が多いです。
“PCS (Collaborative Business & Industry Innovator)“をShareable タイプで使用することは出来ますか?
いいえ、出来ません。
“PCS (Collaborative Business & Industry Innovator)は、Shareable タイプ“で使用することはできません。
“PCS (Collaborative Business & Industry Innovator)” は、3DEXPERIENCE Platformにアクセスする為のライセンスで、Named User タイプのみとなります。
なるほど、よく分かりました。
社内のCATIA使用状況を調査、[ケース 1]や[ケース 2]と照合しながら費用対効果を確認し、引き続き検討します。
“PCS (Collaborative Business & Industry Innovator)については、過去のブログ記事も是非併せてご参考になさってください。
* PCS (Collaborative Business & Industry Innovator) は3DEXPERIENCE platformを使用する為に必須なライセンスです。